画像は84才、女性の下顎隆起部の義歯性潰瘍から生じたBRONJだそうです。
BRONJとは、ビスフォスホネート関連顎骨壊死の事で、
ビスフォスホネートとは、わが国においては骨粗鬆症治療薬として第一選択薬となっており、骨粗鬆症に欠かせない薬剤として広く用いられている薬剤です。
このBRONJの発症メカニズムはいまだ不明で「なぜ顎骨に起こるのか?」その原因も明らかになっていないのですが、歯科領域の顎骨に起こる原因として以下が考えられています。
?顎骨は他の長管骨より血行に富み、骨代謝が高いため、ビスフォスホネート(BP)が高濃度になりやすく、無細胞・無血管骨になりやすいから。
?咀嚼力により歯の周囲の骨に微小骨折を起こしやすいから。
?薄い歯肉粘膜のため損傷や穿孔をきたしやすく、感染しやすいから。
などが考えられています。
過去に骨粗鬆症と診断を受けて治療を受けた方や、BP投与中の患者さんが歯科治療をお受けになる場合は、担当歯科医にその旨を必ず申し出ていただいて、医科にBP投与の状況、経過などを問い合わせる必要はあるようですが、点滴で投与を受けていらっしゃる方以外は、通常の歯科治療は積極的に行うべきだと、当院では考えております。
川崎駅近くインプラント歯科・歯医者・歯周病完治・

院長 渡邊 克則
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