歯は自然治癒しない組織であり、一度受けたダメージは確実に残ります。
もしや…とご自身のお口の中で思い当たる方は、最後までご覧になって頂きますよう…
Tooth Wearはほとんどの人々が罹患している一般的な疾患です。
近年の平均寿命の伸びと、虫歯や歯周病に対する予防処置が進歩したことから、歯の喪失が少ない高齢患者さんが歯科を受診するようになったため、最近では、Tooth Wearはう蝕・歯周病に次ぐ第3の歯科疾患とも云われています。
1、酸蝕(erosion)
酸蝕症は、細菌の関与なしに酸によって歯の表面が科学的に溶かされて起こり、進行性で不可逆的な歯質欠損です。
その原因には内因性と外因性があります。
内因性(ご自身の身体の中に原因がある場合)酸蝕の場合:
・胃酸の口腔内への逆流で、逆流性食道炎、拒食症、アルコール中毒、摂食障害による嘔吐などがあります。
外因性(ご自身の身体以外に原因がある場合)の酸蝕の場合:
・メッキ工場、ガラス細工工場などでの酸性ガスの吸引によるもの。
・酸性の強い飲食物や果物の摂取によるもの。
*果物、ジュース、ソフトドリンク、酢などに含まれる食品由来の酸など。
2、咬耗(attrition)
歯と歯の干渉(無理なかみ合わせの力が加わっている)
咬合干渉
ブラキシズム(歯ぎしり・くいしばり・など)
3、摩耗(abrasion)
不適切なブラッシング
アブフラクションとは、咬合よって歯頸部付近に生じたストレスのため、エナメル質にマイクロクラックが生じ、崩壊するという理論です。
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院長 渡邊 克則
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