川崎市川崎区小川町、インプラント・歯槽膿漏・歯周病・審美歯科専門のわたなべ歯科、院長の渡邊です。
画像は左下小臼歯部分のCTによる断面図です。
個人差はありますが、人間はほぼ小臼歯部の根元近くに「オトガイ孔」と呼ばれる神経の束が出てくる孔、穴があり、主に口唇の感覚をつかさどっています。
この「オトガイ孔」はインプラント埋入手術などの際には、前もって術前にレントゲンなどで位置を確認、ドリル等で傷つけないように細心の注意を払うのですが、通常一つと考えられている、この「オトガイ孔」も実は左の画像(赤の⇒部分)のように二つになっている場合があります。
パノラマレントゲンでも、細心の注意を払って読影すれば確認は可能ですので、インプラント埋入の際には特に注意が必要と思われます。
この他にも、インプラント埋入や親知らずの抜歯の際などの外科手術には是非とも熟知すべき解剖学的ポイントがいたるところにありますので、我々歯科医は日々の研鑽が必要だと強く思います!
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左の画像は、左上下の歯式およびその各原因歯による痛みの発現部位を簡略的に表したものです。
痛みの原因歯とは全く別の部位の皮膚に痛みが生じる「関連痛」は、下顎神経・上顎神経の支配領域き発現しますが、正中(中心部分)を超えて発生しないとされています。
わかりやすく説明すると、右下奥歯が原因で痛みがでても、反対側には痛みが波及することはないが、下の奥歯が原因なのに、上の奥歯に痛みを感じたりすることもあるうるということです。
特に、診断上で最も気をつけなければならないのは、その原因歯を特定すること、および痛みの原因です。
中でも、鑑別で要注意なのは、三叉神経痛とむし歯の痛みの区別がむずかしく、他院で複数の歯の神経をとってもらったが痛みが治まらないとの主訴で来院、すぐ専門医に依頼…ということが過去に何回かありました。
いずれにせよ、痛みが断続的にある場合はできるだけ早くお近くの歯科を受診されることをお勧めします。
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画像は70代女性で、入れ歯のがたつきを主訴としているケースです。
粘膜が形作る顎提と実際の骨の形状が異なる典型的な例です。
長年に渡り、がたつき・物を咬むと痛いなどの入れ歯の悩みの方の大半の方がこのような顎の骨の形状をしていることが多いようです。
触診でも、あたかも、先が丸くなった刃物を触っているかのような顎堤をされている方がいらして、いくら慎重に型どりをして入れ歯を作成しても、物理的に痛みを軽減する、堅いものを思いっきり噛みしめられる入れ歯はムズカシイと思われます…
そこで当院では、このような尖った骨や、高度に吸収した顎堤、でこぼこした顎堤等々のいかなる顎堤にも対応可能な「シリコン製義歯」をお勧めしています!
この「シリコン製義歯」は保険外診療になるので、自費となりますが、4年間の保証(通常の使用における、シリコン加工部分の変色・はがれ・変質)が添付されていること、思いっきり堅いものが咬めるようになること、長年の入れ歯の痛みから解放されることなどを鑑みると、決して贅沢なものとはないと考えられます。
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画像は口腔底(こうくうてい)と呼ばれる舌の裏側に近い部分に発生したガン、口腔底ガンです。
なかなか治らない口内炎のような症状が出ている場合の中で、時としてこのようなガンに進展している場合もあります。
1週間以上も治癒しない口内炎状の粘膜の異変がある場合は、念のため、お近くの歯科医院で受診されることをお勧めします!
ひどい歯周病・歯槽膿漏・口コミ・川崎駅近くのインプラント専門医
左上の画像のように、薄い骨(radicular bone)では歯根膜以外、骨再生のための細胞の供給が受けにくいため、骨再生には不利な環境になっています。
一方、左下のような厚い骨(interradicular bone)では骨髄や骨内膜をバックに控え、歯根膜に囲まれており、骨の再生には恵まれた環境になっています。
要するに、薄い骨の部分は海綿骨と呼ばれる部分がほとんどないので、骨の再生能力が低いという事で、インプラントを埋入する際にはただ単に強度的な問題だけでない意味を含み、またいかに薄い骨の部分のインプラント埋入には高度なテクニックが必要であるかを物語っていると云えます。
当院では、このような薄い骨(radicular bone)部分のインプラント埋入の際には、その部分の骨密度が高くなるテクニックを予め想定の上、実施して埋入させていただいております。
また、インプラント埋入中の骨密度向上のテクニックに加えて、埋入後にも、一刻も早い骨の造成を促すために、当院ではレーザーを積極的に照射、早期の治癒に貢献(LLLT効果と呼んでいます。)させております。
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画像は本日、当院に初診にてお見えになった50代半ばの男性の右下のレントゲン写真です。
主訴は右上の冷水痛(親知らずがかなり深いむし歯で神経を取らざるを得ませんでした、後日抜歯の予定です)でしたが、反対側の右下にかなり大きなレントゲン透過像が確認できます。
私なりの画像診断ですと、良性の腫瘍だとは思いますが、既に下顎の厚みの90%以上を浸襲しており、ちょっとした衝撃で下顎骨体骨折もしくは、重篤な神経麻痺がいつ起きても不思議ではない状態です!
大事をとって、直ぐにその場でご本人にその旨の事の深刻さを告げ、出来る限りすみやかに設備の整った口腔外科を受診するように、主訴である右上の親知らずの応急処置を終えた後に、改めてていねいに説明させていただきました。
聞くところによると、過去、ご本人の仕事の都合で歯科を数軒にわたり転院(直近は1年程前だそうですが、特に説明はなかったそうです‥)したそうですが、結果的に放置してしまい、治療を先延ばしにされてきた事がとても残念です‥
直ぐに、口腔外科専門医に依頼させていただきましたが、とても心配な症例です‥
親知らず・インプラントとは・川崎駅近くの審美歯科専門わたなべ歯科
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左の画像は、再生療法の一つで、抜歯した後に「テルプラグ」と呼ばれる、コラーゲン被覆材を填入したところの断面図です。
この「テルプラグ」は当初、大やけどを負った患者さんの皮膚の再生を期待して開発されたもので、主に形成外科領域で産声をあげた再生療法材料です。
当院では抜歯の場合や、インプラントの手術、親知らずの抜歯直後などの際には積極的に利用させていただいておりますが、この「テルプラグ」の特長を挙げると以下のようになります。
1、抜歯あとのような創面を保護して、痛みを軽くする働きがある。
2、止血効果があるので、後出血の心配がない。
3、上皮化促進作用の働きがあるので、傷の治りが早く、従来の抜歯後の顎堤の陥没を阻止する働きがあります。
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川崎区小川町のインプラント・歯槽膿漏・歯周病・審美歯科専門のわたなべ歯科、院長の渡邊です。
我々、歯科医はむし歯や歯槽膿漏・歯周病の治療を主に拝見しているせいか、舌は無関係と思われがちですが、舌は胃腸の状態や、時として患者さんご自身も気がつかない全身の静かなる警告を表していることがあります。
画像は舌の裏側を見ているところです。
舌脈の怒張(緑色の円内、紫色にみえる部分です。)が認められます。
東洋医学では、「オケツ」と呼ばれる状態で、循環器系に隠れた疾患がある場合や、腎臓などに問題がある場合が多いようです。
実際、この患者さんは、心筋梗塞発症の既往があるそうです。
歯みがきの際に、明るい鏡の前で一度ご自身の舌の裏側をご覧になってみたらいかがでしょうか?
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わたなべ歯科クリニック院長ブログ
このブログは神奈川県川崎市川崎区小川町(?044?233?2626)わたなべ歯科の院長作成のブログです。
左の画像は、従来の下顎孔伝達麻酔法を示すもので、のどの近くの下顎孔と呼ばれる穴をめがけて針を刺入する方法です。
下顎の口唇側と舌側の広範囲で、なおかつ、長時間の麻酔効果を期待するような場合に、しばしば利用される方法で、比較的高度なテクニックを必要とする麻酔方法です。
慣れていない術者が行おうとすると、上手く効果が出ないばかりか、周辺の神経をも損傷する危険があるために、どちらかというと利用する歯科医師が限られてきた麻酔方法です。
(わたなべ歯科の院長である私は、頻繁にこの下顎孔麻酔法を頻繁に利用させており、無痛的な抜歯に貢献する、すぐれた麻酔方法で患者さんに好評を得ている麻酔方法だと思っています)
下顎孔と呼ばれる、神経・血管の束の穴の近くに針先を刺入する従来の麻酔方法に比べて、針先が離れているので安全性が高く、なおかつ麻酔効果も十分です。
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わたなべ歯科クリニック院長ブログ
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瘢痕(はんこん・scar)とは、歯周外科の合併症の一つで、審美的に問題になる術後の症状の一つです。
創傷が治癒するときに、断端が完全に密着して、後に肉芽組織が盛り上がらないで治癒するものを「一次治癒」といい、肉芽組織を経て緻密な結合組織が盛り上がるように治癒するものを「二次治癒」と呼んでいますが、この盛り上がった組織を「瘢痕組織」といいます。
左の一番上の画像は、歯周外科などの術直後、創面が離れて密着していない状態です。
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左下の画像は、二次的に治癒した部位は盛り上がり、より線維性の緻密な結合組織(=瘢痕組織)となっている画像です。
この部位は元の結合組織より硬く、色調は赤みが減少し、いてきに白っぽくなるようです
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以上、確認の上、抜歯すれば何ら問題ないと思われます。
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この顎関節は、どちらかと云うと、単なるヒンジもしくは蝶番程度にしか考えられていないフシがありますが、顎関節の隠れた任務として、顎関節まで到達した血流を頭蓋へ送り出すポンプとしての重要な役割があることはあまり知られていないようです。
ですので、顎関節はそれ自身の栄養補給だけでなく、この重要な役割から全身の健康に深くかかわっているものと思われ、改めて、インプラントの重要な役割が容易に想像できるようです。
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画像は84才、女性の下顎隆起部の義歯性潰瘍から生じたBRONJだそうです。
BRONJとは、ビスフォスホネート関連顎骨壊死の事で、
ビスフォスホネートとは、わが国においては骨粗鬆症治療薬として第一選択薬となっており、骨粗鬆症に欠かせない薬剤として広く用いられている薬剤です。
このBRONJの発症メカニズムはいまだ不明で「なぜ顎骨に起こるのか?」その原因も明らかになっていないのですが、歯科領域の顎骨に起こる原因として以下が考えられています。
?顎骨は他の長管骨より血行に富み、骨代謝が高いため、ビスフォスホネート(BP)が高濃度になりやすく、無細胞・無血管骨になりやすいから。
?咀嚼力により歯の周囲の骨に微小骨折を起こしやすいから。
?薄い歯肉粘膜のため損傷や穿孔をきたしやすく、感染しやすいから。
などが考えられています。
過去に骨粗鬆症と診断を受けて治療を受けた方や、BP投与中の患者さんが歯科治療をお受けになる場合は、担当歯科医にその旨を必ず申し出ていただいて、医科にBP投与の状況、経過などを問い合わせる必要はあるようですが、点滴で投与を受けていらっしゃる方以外は、通常の歯科治療は積極的に行うべきだと、当院では考えております。
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左の画像は左上の奥歯相当部の正常パノラマX線画像です!
X線上では、矢印の解剖学的部分が明確な白線として認められます。
左下の画像は悪性腫瘍(ガン・癌)のパノラマX線画像です。
少し見ずらいのですが、矢印の部分の白線が、途切れています。
我々、開業医は絶対に見逃してはならないレントゲン画像の一つです!
わかりやすくまとめると、以下のようになります。
1、顎骨内に発生した癌(顎骨中心性癌、転移癌)を疑う代表的X線サインとして、以下の2つが挙げられます。
?周囲に骨硬化縁(白い白線状の部分)を伴わない境界不明瞭なX線透過像
?正常解剖構造の消失
2、上顎洞癌を疑うX線サインとして、以下の2つが挙げられます。
?上顎洞骨壁の線の消失
?パノラマ無名線の消失
お口の中に、異常な違和感を感じた場合は、早めの受診をお勧めいたします!
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画像は正常なパノラマX線写真です。
むし歯や歯槽膿漏(歯周病)、インプラント、各種病変の有無など、パノラマ?線写真は我々歯科医に貴重な情報を与えてくれる、毎日の診療になくてはならない必須アイテムの一つです。
中でも、患者さんの命にかかわる病変、特にガンは初期を見逃すと取り返しのつかない状況になりかねないので、特に注意が必要だと思います。
ですので、私共は常日頃から、異常の有無を鑑別するためにも正常のレントゲン像を頭に叩き込んでいる必要があります。
次回はガンのレントゲン像についての概略を説明させていただくつもりです。
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左の画像は、最新の口腔がん発見の鑑別及び、スクリーニングのキットです!
まだ発売されて間もないキットですが、ご紹介させていただきます!
ViziLite〓Plus;
Zila社が開発したViziLite〓とTBlue〓をセットにしたViziLite〓Plusは、口腔がん高リスト患者のスクリーニングに有用な手段の一つです。
特長;
ViziLite〓は病変を識別する化学発光検出システムであり、TBlue〓は部位特定に有効なメチレンブルー色素を用いているため、両者を組み合わせることでスクリーニング精度が向上するようです。
口腔内にがんでは?という疑わしい所見が認められた場合、TBlue〓を塗布しViziLite〓を照射することで、口腔がん病変であれば白色で浮かび上がる。
臨床試験を実施;
本システムは、1万3000例にのぼる女性患者を対象とした臨床試験により有効性が確認されている。
ただし、現在のところ日本未発売です。

喉頭や咽頭は耳鼻科領域ですが、解剖学的に一番奥の、通称"親知らず"と近いので、初期症状の際には判別が重要になってきます。
今回は、2回に渡り、50代の男性を中心に増加傾向にある、喉頭がんや下咽頭がんについて掲載させていただきます。



院長 渡邊 克則
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